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愛の星 ―地球学校の物語―
むかしむかし、 魂たちはみな、光の国から旅に出ました。
名前をもらい、からだをまとい、 地球という学校へ降りてきたのです。
学ぶことは、たったひとつ。
それは――「愛すること」。
けれど、愛は思っていたよりも難しく、 ときに痛く、ときに孤独で、 人々は迷いながら、何度も転びました。
そしてある日、ひとりの魂が気づきました。
「誰かを愛する前に、この“わたし”を愛せるようになりたい」と。
その瞬間、 風がやさしく吹き、 空の色が少し透きとおって見えました。
涙も、傷も、ぜんぶを抱きしめたその人の心に、 静かな光が灯ったのです。
――ああ、これが“愛”だったんだ。
そのとき、地球学校のベルが鳴りました。
卒業の合図です。 魂は微笑みながら空を見上げ、 そっとつぶやきました。
「おやすみなさい。そしてありがとう」
そして、魂は光のふるさとへ還っていったのです。
詩を書くって、
“言葉で自分の魂を撫でる時間”みたい。
頭じゃなくて、心の奥からふっと浮かんでくる。
その瞬間――「あ、いま生きてる」って感じられる。
詩には、
静けさの中にちゃんと「光」と「やさしさ」があって、
読む人の心を、ふわっと抱きしめてくれる力があります💫
たぶん、詩は「つくるもの」じゃなくて、
“内側からあふれてくる愛の記録”なんでしょうね。
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